コーヒーは生活習慣病予防になるか？ならないか？ | スマホフィット

皆さんコーヒーはよく飲みますか？

このネット社会でコーヒーに関して色々な情報を耳にしませんか？

やれコーヒーは発癌性があるだの、いやいや逆に癌の予防になるんだよとか、飲み過ぎるとカフェイン中毒になるとか・・・

正しい情報の中に誤情報が入り込むと、もう訳が分からないですよね。

本日は改めてコーヒーは良いヤツなのか、悪いヤツなのか、解説していこうと思います！

まず気になる『コーヒーには発癌性物質が含まれているのか？』

→答えはNOです。コーヒーに発癌性物質が含まれているという事実はございません！！

むしろ、10年以上に渡る検証実験結果を見ても１日にコーヒーカップ2〜３杯を飲み続けた人たちの方がコーヒーを飲まなかった人たちのよりも癌になる割合が2割ほど少なかったそうです。

癌だけではなく、脳卒中や心筋梗塞になる割合にも１〜２割程の差が見られ、コーヒーはこの様な病の予防になる事がわかっています。

後ほど説明しますが、もちろん身体に合う合わないはありますので無理に飲み続けたり、一気に大量に飲む事は推奨しません。

次に、これもよく聞く『コーヒーを飲むと目が冴えて眠れなくなる』

→答えはYESです。でもそれにはちゃんとした理由があり、上手く使うとメリットが大きいです。

まずはなぜ眠れなくなるのか？を考えた時にコーヒーに含まれる“カフェイン”という成分が原因になります。

カフェインには興奮作用、つまり自律神経の働きを高める→血管が拡張し、血流が良くなる→代謝を高める。

という流れがあります。要は全身に血流が回りやすくなり身体が“起きる”ので目が覚めるのです。人によりますが寝る2〜３時間以内にコーヒーは飲まない方が良いかなと思います。

では逆に、運動する前はどうでしょう？全身に血流が回り代謝が上がった状態で運動が始められるとしたら！最高ですよね。コーヒーを一杯飲んでから運動をする、というのは非常に効率的かと思います。

この話はあくまでもコーヒーに含まれる量のカフェインだった場合の話です。カフェイン摂りまくればパフォーマンス上がるんだ！と勘違いしてエナジードリンクをたくさん飲んだりするのはNGですよ。

再三になりますが、合う合わないはありますので合わない方は辞めましょう。

また、運動中に飲むのもあまりお勧めはしません。カフェインには利尿作用があるので“水分補給としてのコーヒー”ではございません。ご注意下さい。

さて続いて、『コーヒーにはアンチエイジング効果がある』

→そんな魔法の様な事があるわけが・・・・あるんです。答えはYESです。

コーヒーに含まれる抗酸化物質のクロロゲン酸が脂肪の分解を促進してくれる作用があるんです。簡単に言うと、胃を刺激してたくさんの胃酸を出すということです。お食事前にコーヒーを一杯飲んでから食事をすると脂肪の分解が促進させるので身体に脂肪が吸収されにくくなる、そういうわけです。更にクロロゲン酸には血液をサラサラにする作用もあります。この効果が脳卒中や心筋梗塞のリスクを下げたのではないでしょうか？コーヒーは優秀ですね。

胃を刺激して〜、と書きましたがもちろん胃が弱い人は駄目です。そこも万人に良いとは言えないところですね。

では最後に『コーヒーを飲むと口臭が改善する！』

→答えはYESです。中には“コーヒーの匂いで誤魔化しているだけだろ？”と言うか方もいるかもしれませんが事実です。タンニンという物質が口臭・体臭物質と結びつくことで口臭も体臭も予防改善出来ます。コーヒー自体の香りが口の中に残ってるからコーヒー匂がするのは当たり前です。それとは別にタンニンがしっかり口臭予防してくれています。