100%正しいと言うことは無い⁉︎ | スマホフィット - どこでもパーソナルトレーニング

こんにちは。皆さん年末で多忙な日々を過ごしていることと思います。

日々同じルーティンをしている方は同じように生活をしていれば体調を崩したり、疲労が溜まったりする事も少ないですが、仕事の遅番・早番、繁忙期・閑散期、忘年会続きで寝不足、胃もたれ・・・様々な理由で生活のリズムが変化します。

もっと言えば、我々の身体は日々着実に老化に向かっています。先程は生活がルーティン化してる人は体調を崩しにくいと書きましたが、それすら身体の衰えによって困難になりルーティンを継続出来なくなったりもします。

ここで本日の本題、

“100%正しいは無い”

という事に触れていきます。

「毎朝のウォーキング」

健康にも良いですし、運動レベルも高くはないですし、絶対正しい・やった方が良い！

という意見がほぼほぼだと思います。しかしながら個人の状態によっては必ずしも良い事とはならないです。シンプルに疲労が溜まっている人・寝不足の人は毎朝ウォーキングするとかえって身体に良くないですし、現代は仕事の都合で夜型の人もかなり多くいらっしゃいます。そういう方は朝のウォーキングより仕事終わりの夜のウォーキングが良いですよね。

我々トレーナーも基本は「朝と夜のウォーキングならそちらが良いのですか？」と聞かれたら脂肪燃焼や代謝の観点から朝のウォーキングを勧めますが、パーソナルで一人一人ゆっくり状態を聞けるようであれば、別の意見にもなります。

人によって違う、という事は“朝のウォーキングは100%良いものでは無い”と言えます。

次に

「テレワーク・在宅ワークと出社・オフィスワークだとどちらが太りますか？」

となった際も、基本的には出社した方が太りにくいです。なぜならば出社をするための移動、階段昇降、営業ならば歩く、人に会うことでのストレスなどで消費カロリーが勝手に増えます。テレワークの場合は最小の部屋間の移動、人に会わない等の理由で消費カロリーが抑えられてしまいます。皆さんの中にもコロナ禍でテレワークになり太ってしまったという方はいらっしゃるのではないでしょうか？

ではオフィスワークかたテレワークになった人はみんな太ったのか？とは言えないですよね。“消費カロリー”の面から見ると間違いなく出社した方が上がります。しかしそれと同じくらいカロリーを摂取する機会にも遭遇するという事もあります。お昼の定食屋、仕事の合間の間食、飲み会の誘い、精神的ストレスでの暴飲暴食・・・

逆にテレワークになり人に会わなくなり気疲れやストレスがなくなったおかげて食欲が落ち着いた、出社・退社に時間が浮いたので運動を始めた、などの理由で健康的になったという方も実際に会員さんでいらっしゃいます。

という事は一概に“テレワークになったから太った”というのも人それぞれという事で100%ということでは無いですね？

今回は2つの生活の中でわかりやすいものを紹介しましたが、コレはトレーニングに限定しても同じことが言えます。

俗に言う「正しいフォーム」もあくまでも一般的なもので極端に身体が硬い人や極端に柔らかい人、関節可動域、筋パワーも人それぞれです。基本はもちろんありますが、それに囚われ過ぎていると自分に合っていない効率に悪い方法で運動を続ける羽目になります。