健康への第一歩“身体を〇〇する”
こんな体の冷えや、体調不良、思い当たりませんか?
- 太ももやお尻が冷たい
- 体が冷える、手足が冷たい
- 体の怠さ、痛み
- 肩の凝り
- 腹痛や下痢などの腹の不調
- 不眠
- 太りやすくなった
冷え性を放置していると、更年期障害や、生理痛の悪化、そして減量が上手く行かない、下半身太りなどの原因になってしまいます。じ
健康で美しい毎日を目指す女性にとって、冷えは大敵!
今回の記事では、気になる冷え性をどうやって解消して行くのが良いのか、実践できる方法をご紹介して行きます。
そもそもあなたは冷え性?冷え性チェック!
日本では、男性の4割、女性の約8割が冷え性だと言われています。
次のような症状に1つでも当てはまるようであれば、冷え性を疑いましょう。
- 手足が冷えやすい
- トイレが近い、すぐ下痢をする
- 月経痛がひどい
- 目の下に隈ができやすい
- イライラしたり落ち込みやすい
- 寒い季節になると寝付きが悪くなる
残念ながら当てはまってしまったというあなた。
以下でご紹介する改善方法法を実践していきましょう。
朝食をしっかりと摂る
冷え性の原因の1つは、体が必要とするエネルギーが不足してしまうこと。
食事をすることで、全体の栄養素の約10%が代謝熱となり体を温めてくれるので、3食しっかりと摂ることが冷え性対策の1つになります。
中でも、朝食時は食事による熱発生が1番高くなるゴールデンタイム。
朝食を摂らないと、その日1日の体温が上がりにくくなってしまいます。
タンパク質の食材は体温の上昇効果が高いので、食事の際には、肉・魚・大豆製品などタンパク質の多い食品をバランス良く摂るように心がけてみるのもおすすめです。
食事では、体を冷やさない食べ物を選ぶ
食品には、体を温める「陽性食品」と体を冷やす「陰性食品」があります。
とくに夏でも冷えを感じる人は、体を冷やす食べ物ばかりを食べすぎなのかもしれません。
体を温める食品、冷やす食品の代表例を挙げてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<体を温める食品>
野菜類――ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋、ジャガイモなど
肉・魚類――鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
調味料・香辛料――味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
豆類など――小豆、黒豆、納豆など
<体を冷やす食品>
野菜・果実類――キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料――麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
調味料など――酢、植物油など
簡単見分け方として、冬や寒い地域に育つ野菜・果物(玉ねぎやじゃがいも等)や、地下に向かって成長する根菜のほとんどは体を温める食品です。
赤・黒など色の濃い食べ物も体を温める食品に多いです。
反対に、体を冷やす食品は夏や温かい地域で育つ野菜・果物(きゅうりやスイカ等)や、地上で育つ葉物野菜、色の白っぽい食品も体を冷やす傾向があります。
飲み物は常温または白湯に
温かい飲み物を摂取すると、胃腸が温まって内臓の働きを活発にできます。
内臓が活発になるほど代謝と体内で作られる熱量がアップします。
たとえば肝臓と腎臓だけでも基礎代謝のうち29%を占めるほど!
筋肉による基礎代謝が22%であることを考えると、かなりの比率ですよね。
冷たい飲み物をグイっと飲みたくなる夏場や運動直後ではありますが、効率的に体を温めるためにも、常温にした飲み物や白湯を摂取できると良いです。
下半身の血行を良くする
冷え改善の基本は頭寒足熱です。
だけれども、ついつい夏はスカートに素足でサンダルやミュール、冷房対策にカーディガン。
冬はウエストを締め付けるタイツに、上半身は帽子やマフラー…など、上半身だけを温める恰好になりがちではありませんか?
熱のこもりやすい上半身は風通しよく、冷えやすい下半身を温めて血行を良くすることで上半身との温度差がなくなり、血液の循環が改善されると考えられています。
下半身を温めるために、全身浴・足湯・靴下や専用ソックスの重ね履き・湯たんぽなどを活用してみましょう。
下半身の血流を改善するために、下半身の血液を送り出すふくらはぎを効率的に鍛える、“つま先立ちエクササイズ”の実践もおすすめです。
オフィスワークの合間にこまめに脚やふくらはぎのマッサージをするだけでも血行の改善に繋がります。
夏場はカーディガンやストールを持ち歩く
エアコンの影響で室内と屋外の温度差が大きいと、体温を調節する自律神経に負担がかかります。
自立神経の乱れが冷えを悪化させる原因の1つなので、室内と屋外の気温差が大きくなる暑い日こそ、カーディガンやストールなど、羽織るものを持って外出するようにしましょう。
差し色になるカーディガンや、ストールなどを選べば、ファッションコーディネートを楽しみながら、冷え性対策ができます。
全身浴を心掛ける
シャワーだけでは、体の芯から温めることができません。
また、冷え性のお悩みの1つ、寝つきの悪さを改善するためにもお風呂はとても有効です。
人の体は体温が下がる時に眠さを感じるため、お風呂でしっかりと体を温めて上げることで寝つきも格段に良くなりますよ。
心臓に問題がなければ、おすすめなのは半身浴ではなく全身浴です。
38~40度のぬるま湯に10~15分、湯舟につかりましょう。
でも、なぜ半身浴より全身浴なのかと言いますと、半身浴は心臓への負担を減らせるものの、実は体を温める効果は半減してしまいます。
さらに全身浴に比べると、体を温めるのに必要な湯舟につかる時間が20~30分と長いのもネックになってしまうかも知れません。
毎日取り入れやすい肩までお湯に浸かる全身浴の後には、常温か白湯などの温かい飲み物を飲んで、温めた体を急激に冷やさないようにしてください。
【ワンポイント】
全身浴でより効率的に体を芯から温めるために、岩塩などのバスソルトや、炭酸風呂など血行を促進し、疲れやコリを取り除く効果があると言われる入浴剤を活用するのも手です。
また、入浴時には、肩にタオルをかけると保温効果が高まります。
まとめ
「冷えは毎年のことだし」と放っておくと、免疫力の低下、痩せにくさ、体の節々に現れる体調不良に年中悩まされるようになります。
状況を悪化させないためにも、我慢ではなく、ぜひ今から出来ることから向き合って対策をしていくのが健康美人への近道です。
ぜひ、ご紹介した内容を参考に、体の冷えへの対策を実践してみてくださいね。
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