この時期の天敵!汗について正しく知ろう!
夏真っ盛り!
東京五輪ももう間近で気温も気持ちも熱くなって来ていると思います。
暑さも熱さも相まって、心配なのは脱水・熱中症などの疾患ですね。
楽しく運動していたはずなのに急に目の前が真っ暗になりフラフラとして倒れてしまう、そんな経験がある方のいるのではないでしょうか?
炎天下に限らず、室内でも脱水や熱中症にはなりますので屋内スポーツの人も是非正しい水分補給の方法を身につけましょう!
人間の体の約60%は水分で出来ています。
体内の水分が2%減ると喉の渇きを感じるといわれています。その状態では既に運動パフォーマンスも低下してきます。集中力も落ちてくるので怪我にもつながりかねませんね。
そして6%の減少で頭痛や眠気が発生します。運動中に頭痛がする理由は酸欠や水分不足から来る場合が多いです😭
“喉が渇いたな”
と感じた時には上記のような状態なので喉が渇く前に水分を摂ることを心がけましょう。
運動の前に200〜300ml、運動中は15分毎に200〜250mlくらいで補給すると良いかと思います。
あくまでも目安なので、気温35°の炎天下でサッカーや野球をしているような人はもっと水分を取ってくださいね。
そもそも運動しないから関係無い、なんていう方もいらっしゃるかと思いますが健康のためにも是非身体を動かして軽く汗を流すという運動習慣をつけましょう!
運動の初心者であってもしっかりと正しく水分補給をして、適度な運動であれば脱水・熱中症のリスクは低くなるので積極的に汗を流していきましょう。
せっかくなので、この“汗”についても少しお話しておきましょう。
はっきり言って現代人は昔の人よりも汗臭いです。
もちろん全員が、と言うわけではありませんが移動技術の進化、食生活の変化、慢性的な運動不足やメタボリックシンドローム人の増加、インドア派の増加、などなど。とにかく汗をかくことが減って来ています。
運動による発汗が無いだけで、見た目が弛むだけではなく内側にも変化があるんです。
そもそも、汗と言うのはほとんど無臭なんですよ?
簡単に説明しますと、
・良い汗(日々汗をかく習慣がある人)↓↓
身体の中の汗腺で水・マグネシウム・ミネラルが混じった状態の汗。それを濾過して水だけを汗として体外に放出する。濾過してるのでサラサラしてほぼ水だけの状態、無臭。
・悪い汗(汗をかく習慣がない人)↓↓
身体の中の汗腺で水・マグネシウム・ミネラルが混じった状態の汗。普段汗をかかないことにより汗腺の濾過機能が低下。上手く濾過出来ずミネラルなどが混じった状態で汗として体外に放出する。ドロっとベタつく汗、蒸発しにくく、ミネラルが常在菌とくっついて臭いを出す。
“汗腺の濾過機能”
が大事になってくる事はお分かり頂けたかと思います。
この機能は生まれ持ってもものではありません!日常的に運動で汗を流す事で鍛える事が出来ます。先に書いたように、運動習慣をつけて良い汗をかいて、汗腺を鍛えましょう♪♪
運動習慣があるけど汗臭いんですけど!!と言う場合もありますが、食生活が荒れていたり糖尿病などの疾患がある人はこの限りではありませんのでご容赦ください。
ちなみに、いくら良い汗でも汗でべちゃべちゃの衣服をそのまま放置したり、洗ってはいるものの長年着ている服なんかは渇いた汗にバクテリア・細菌が繁殖してそれが臭いの元になっていたりするので注意してみて下さいね。
運動は健康やダイエットに良いだけではなく、汗の匂い体臭にまで影響してくるんですね。
見た目のスマートさも大切ですが、内面の方にも気を配って生活が出来ると良いかと思いますね。
最後に、
運動で汗をかきましょう〜と、ずっと書いてきたわけですがお風呂もとても有効ですよという話で締めさせて頂こうかと思います。
夏なのでシャワーで済ませる事も多い時期かとは思いますが、運動による汗をかく習慣がない人はしっかりと浴槽に入る事をお勧めします。
まず、湯船に浸かることで水圧がかかり脚の浮腫解消や疲労回復が出来ます。
また、毛穴が開く事で皮脂までスッキリ洗い流す事が出来ます。
更に、浮力により関節の負担も軽減し、全身的なリラックス状態を作り出す事が出来ます。
お風呂に浸かると言うだけでも効果バツグンですし、先にも書いた汗腺の濾過機能も改善出来ますね。
ちなみに、お湯の温度はなるべく体温に近い方が良いです。41°、42°とかだと高過ぎなので長風呂は辞めておきましょう。
サウナに関しては最近は“整う”なんて言葉がテレビなどでもよく見られるようになってきました(本当は昔からあった言葉なのかもしれませんが)。
湯船は無いですが、シンプルに汗をたくさんかけるので有効かと思いますが脱水には注意をして安全にデトックスを味わってみて下さい。
まとめ
・水分補給は自身がやってるスポーツなどによって量を調整する必要がある。
・普段から運動などで汗をかく習慣が無いと汗腺(汗をかく機能)の濾過機能が弱くなり、汗臭いくなる。
・サウナや運動で汗をかくことで汗腺は鍛えられる。
・古いお洋服などは汗が染み込みそこに菌が発生して臭いの元になるので注意。
安心安全に身体を動かして、外面も内面も健康ボディを目指しましょう。
齊藤 博樹(サイトウ ヒロキ)
運動嫌いの人にも“運動って楽しい”と思って頂けるように♪♪
安心、安全、楽しくをモットーにセッションをしております。
趣味→ブレイクダンス、フリースタイルバスケ、コーヒー
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