ダイエットに繋がる?知って得する睡眠の話。
皆さん、最近はよく寝れていますか?
暑さもありますが、コロナ自粛のストレスなどやリモートワークで生活習慣の変化や運動不足などもありなかなか寝付けない・眠りが浅いという方が増えて来ている印象です。
睡眠不足というのは“溜まっていく”ものなのに、睡眠は“貯められない”のです。(俗に言う寝貯めは出来ないと言う事)
24時間寝たからって、2日間ずっと起きていられる事なんて出来ないですよね?
なので、睡眠負債が溜まる前にしっかりとした睡眠をとり負債を少しずつ返済していくのがベストです。
睡眠不足になると頭がボーッとして集中力が落ち仕事効率が低下するだけで無く、車を運転する人は事故を起こしかねません。
更には、睡眠不足はダイエットにも多大な影響を及ぼします。
睡眠不足になると食欲を抑えるホルモンの分泌が減り、逆に食欲が増すホルモンの分泌が増えてしまいます。
ダイエット停滞期の方、運動しているし食事にも気をつけているのに痩せられないダイエッターの皆さん、シンプルに睡眠時間は足りていますか?
食事に気をつけて、運動を頑張っていても睡眠不足のせいで食欲を抑えられず結局食べてしまうのです。ホルモンに関しては気合や根性ではどうしようもないので、根本的にはしっかり睡眠負債を返していく意外に方法はありません。
そんな睡眠負債をおわないために下記の年齢別の平均睡眠時間を参考にして頂ければと思います。
14~17歳: 8~10時間
18~25歳: 7~9時間
26~64歳: 7~9時間
65歳以上: 7~8時間
個人差はありますが概ねこんな感じです。
ご本人だけでなく、お子さんがいる方は子供の睡眠時間なども考えてみて下さいね。
親が夜更かしだと、子供も夜更かししちゃいますからね。
しっかり睡眠をとる事で仕事効率も上がり、ホルモンのバランスも取れますので良い事だらけです。
人生を80年とした時に、約25年は寝るという計算になります。それほどまでに人生の中で“寝る”という行為は大きな割合を占め、それだけ大切だということが言えます。
ちなみに、日本人は世界各国を比べても睡眠時間が短いようです。日本人は働き者ですね、良いんだか悪いんだか。
そんな働き者の我々日本人ですが、それこそ残業、自宅に持ち帰って徹夜で仕事、翌日の会議の資料作りetc…
色々な事情で眠たいけど寝られない方も多々いらっしゃるかと思います。
そんな方達は大体が眠気を抑えるためにカフェイン入りの飲料を飲むことが多いのではないでしょうか?
眠い時には寝るのが一番良いのですが、一応夜更かししなければならない人のためにお勧めのカフェイン入り飲料を記載しておきます↓↓↓↓
・コーヒー
まずカフェインと聞くと思い浮かぶのではないでしょうか?
微糖よりはブラックを。また、缶コーヒーよりもドリップコーヒーの方がカフェインの量が多いので職場などで眠気と戦う際も参考にしてみて下さい。
・紅茶
意外と知られていないですが、コーヒーよりもカフェイン量が多いんです。お昼のティータイムで飲まれるイメージですが、夜に飲むと眠れなくなるので一般の方はご注意ください。
・玉露
これも意外と知られていないかもしれませんね。コーヒー、紅茶を上回ってカフェイン量が多いです。普通のお茶と違って玉露は栽培方法が特殊らしく、カフェインを多く含んだまま出荷されているそうです。
同じお茶でも普通のお茶や麦茶はカフェインの含有量が少ないので夜に飲んでも寝れなくなる心配は無さそうです。
ただ、カフェイン自体が身体に合わない人や僅かなカフェインでも目が冴えてしまって寝られなくなる、という事もあるのであくまでも参考程度に思っておいて下さい。
では逆に寝たいのに寝れない人はどうやったら質の良い眠りが出来るのか?
まずは眠気が来るメカニズムを簡単に覚えておくと良いかと思います。
人が眠気を感じるタイミング、それは体温が上がりそれが元の体温に戻るタイミングです。
例えばこんな経験はないでしょうか?
学生時代、ご飯を食べた後の5限目、6限目が眠くて辛い。
これは決して先生の講義がつまらないわけでも、自身の集中力不足でもありません。人間の当然の反応です。
昼食を食べる
→消化のために内臓がそれぞれ活発に動く
→消化中、体温上昇
→内臓の働きがおさまってくる、体温が元に戻る
このタイミングでちょうど5、6限目を迎えるわけです。コレは眠くなるのも然りですよね。
なので、お昼ご飯をたくさん食べちゃう人ほど消化でたくさんエネルギーを(熱量)使うため体温の上下の落差が大きく、より眠気が来ます。
少食の人はこの上下の差が少ないので比較的眠気は抑えられると思います。
大人になっても同様、午後の仕事は眠気が来るかと思いますが、昼食を消化の良いものにしたり、軽めにしたりして対応してみて下さい。
この反応を利用すれば夜の眠気も多少はコントロールが利きます。
寝る30分くらい前に軽いストレッチなどの運動を行い、少し体温を上げておきます。その後、翌日の準備や歯磨きなどしてお布団に入るとちょうど体温が元に戻るタイミングなのでスッと落ちれます。
注意点としては、このストレッチをやり過ぎてしまうと逆に目が冴えてしまうのであくまでも“軽いストレッチ”で。
人によっては寝る直前の運動が体に合わない場合もあるので、まずはお試しくらいの気持ちでやってみて下さい。
自分に合ったやり方で、良い眠りを。
齊藤 博樹(サイトウ ヒロキ)
運動嫌いの人にも“運動って楽しい”と思って頂けるように♪♪
安心、安全、楽しくをモットーにセッションをしております。
趣味→ブレイクダンス、フリースタイルバスケ、コーヒー
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