疑問を解決して頭スッキリ!スポーツ界の謎を知る話
夏の暑さも少しずづつ身を潜め、秋の色が見え始めましたね。
静かに白熱した東京五輪の熱も冷め、いつもの生活に戻りまして、あとはコロナウイルスの終息を待つばかりですね。
“コロナストレス”と呼ばれ、この一年ほどは本当に大変だったかと思います。
そこで今回は難しいお話は無しにして、気軽に読んで頂けるスポーツ界隈の知られざる雑学を何個か載せていこうかと思います。
読んで「へぇ〜そうなんだ」なんて思って頂けたら幸いです。
では記憶に新しい五輪種目の雑学から
①水泳や陸上でリレーの最後も人のことを“アンカー”と呼ぶ理由。
アンカーは英語の「anchor」日本語の「碇(いかり)」の意味です。船を停泊させる際に流されないように海に沈めるアレです。
ことの始まりはその昔、綱引きで一番後ろの人の事をアンカーと呼んでいた事からリレーも最後尾を任された人の事をアンカーと呼ぶようになったそうです。
船の碇→綱引き→リレー
という流れですね。
ちなみに、1900年〜1920年までは綱引きはオリンピックの正式種目だったそうですよ。
②卓球のラケットの規定はゆるゆる?
卓球のラケットについては実は“ラケットの面の85%以上が天然の木であること”以外には明確な決まりは無いようです。
極端にいえば、凄く大きな木のラケットや星型の木製のラケットでも良いということですね。
もしかしたら、木製のしゃもじとかでも良いのでしょうか・・・
ただ、大きければ良いという訳ではなく、打ちやすさや小回りの事を考えて今くらいの大きさに落ち着いているようです。
ちなみに、卓球のスタイルで“カットマン”というスタイルがあるのですが、カットマンのラケットは少し大きいとか。(面を大きくして回転量を増すためだと思われます)
③イメージとは逆??紳士的なレスリング
体と体のぶつかり合いで激しいスポーツ、という印象が強いですが実はルールの中に“白いハンカチを携帯しなければならない”という何とも紳士的なルールがあります。
東京五輪で試合前の映像が流れたかどうかは分かりませんが、選手は試合前に審判に白いハンカチを見せるタイミングがあるかと思うので機会があれば是非観てみて下さい♪♪
ちなみに、白いハンカチを持つ理由は流血した際に止血用だそう。やはり激しいスポーツですね・・・
④サッカーボールは実はまん丸ではない!?
みなさんご存知のサッカーボールですが、五角形のパネル12枚と六角形のパネル20枚を繋ぎ合わせて作られており、球体に見えますが「切頂二十面体(せっちょうにじゅうめんたい)」と呼ばれる形で、実は球体ではありません。
よく見ると黒い部分の五角形と白い部分の六角形を組み合わせて出来ている事が確認できると思います♪
⑤サーファーには納豆アレルギーの人が多い!?
実際にはサーフィンをしたから納豆アレルギーになる訳ではなく、海に長時間入っているサーファーはクラゲに刺される頻度が高いせいだと言われています。
クラゲの触手には納豆アレルギーになる原因物質が含まれていることからそのような調査結果が出ているようです。
個人差もあるので、あくまでもサーファーに納豆アレルギーの人が多いんだな〜程度の認識で良いかと思います。
⑥柔道は最高何段?
メダルラッシュに湧いた柔道。
当然のようのみんな黒帯ですよね。でも同じ黒帯でも初段〜5段まであります。
が、
実は柔道の最高段位は10段です。
ただ、普通に昇段試験を受けて辿り着けるのは5段まで。
なので一般的には5段が最高位という考えで良いと思います。
ちなみに6段以上になると帯の色が変わります。
6段〜8段だと紅白帯、
9段と10段は紅帯という赤い帯になりますので、今回五輪に出てる選手は海外勢も含めて6段以上の選手は居なかったようですね。
6段以上になるには戦績や競技普及などの功績があった場合のみ赤帯が与えられ、9段は全国で20人程度。10段は国内に3名程しかいないそう。
講道館の館長ですら9段、亡くなってしまいましたが有名な方で言うとバルセロナ五輪金メダル古賀稔彦さん、全日本の監督も務められた斉藤仁さんも9段ですね。
10段ていったいどうやったらなれるんだ・・・・
⑦卓球界の暗黙のルール
卓球では0-11で勝ってはいけないと言う暗黙のルールがあります。まさに今回の五輪でも石川佳純選手の試合の最終ゲーム、0-10で石川選手が負けていたシーンで相手選手がわざとボールを追わなかったシーンがありましたね?アレは相手が油断したり石川選手を舐めていたわけではなく暗黙のルールです。
卓球の試合は世界ランク一位と圏外の選手の試合でも0-11というスコアはほぼほぼ存在しません。相手へのリスペクトも込めて0ゲームは避ける事になっています。
ただ、あくまでも暗黙のルールなので0-11で勝っても反則や失格にはなりません。0-11で勝つと監督・コーチに怒られるそうです。
⑧野球は暗黙のルールだらけ?
野球はけっこう暗黙のルールが多いです。
・点差が大きく開いている際に勝っているチームは1点を取りに行くようなセーフティバントや盗塁しないこと。
・デットボールを受けた選手は派手に痛がってはいけない。
・乱闘が始まったらベンチの選手は全員飛び出さなければならない(加勢ではなく乱闘を止めるため)。
・乱闘時に野球道具を使用してはならない。
・ホームランや三振を取った際にグラウンド上で派手に喜んではならない。←日本の野球はけっこうグラウンド上でガッツポーズとかするシーンを見ますが野球は紳士のスポーツです。本番アメリカから見ると日本のそう言う所はあまり良い事ではないようです。
⑨バレーボールの派手な喜びは実は暗黙のルールだった
バレーボールは一点が入るたびにみんなでハイタッチやガッツポーズするなど、毎回それやって疲れない?と思うほど男子も女子も過剰なほど喜びをアピールしますが、これ暗黙のルールだったようです。
昔からバレーボール界隈では”指揮を高めるために派手に喜びましょう“という暗黙のルールがあるようです。野球とは真逆ですね。
いかがだったでしょうか?
ダイエットにもシェイプアップにも、筋力アップにも何も効果はない情報でしたが、何となく頭の中がスッキリしませんか?
知らない事を知る事、疑問に思っていた事が解決する、などは人間にとって良いストレスの発散になるらしいですよ。
少しでもコロナストレスが解消出来たとしたら幸いです。
齊藤 博樹(サイトウ ヒロキ)
運動嫌いの人にも“運動って楽しい”と思って頂けるように♪♪
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