きっかけの秋

食欲の秋、読書の秋、そしてスポーツの秋、秋は目立ったイベントはありませんが食・文学・運動をしやすい時期として知られていますね。

これを機に今まで入ったことのない飲食店で食事をしてみる、本屋さんで衝動買いをしてみる、運動を始める、という人も多いかもしれません。

何にせよ、何か新しいことを始めるというのはとても素晴らしい事だと思います。

新しい事を始めるということは、それだけ時間を割かなければなりません。そうなると今まで毎日繰り返して来た一日のルーティンが崩れます。

いえ、いっそ壊して再構築するチャンスです。

全員に当てはまるわけではありませんが、職場←→自宅の行き来だけで一日が終わってしまう人が圧倒的に多いと思います。それがルーティンになっているから、それが当たり前になっているから、さほど苦も感じないと思うのですが実は危険信号です。

運動を例にしますが、“一日に腕立て伏せ10回”を始めた人がいたとしましょう。極度の運動不足だったこの人は腕立て伏せという新しい刺激が入ってきて筋肉痛が起こり、筋肉が少し成長しました。

一年後、この人は腕立て伏せ10回を毎日続けています。

さて、この人の身体はどれだけ成長しているでしょうか？

では仮に、腕立て伏せ10回を始めて１ヶ月後に回数を20回に増やしました。その１ヶ月後には更に10回追加・・・・・１年後には一日に120回の腕立て伏せをしています。

さて、この人の身体はどれだけ成長しているでしょうか？

単に身体に加わる刺激が増えた、ということ以外にもドンドン回数が増える“楽しみ”や“達成感”なども得ることができ、心の健康にも繋がっています。

前者の方は最初は良くても、途中からは代わり映えのないルーティンワークになっており、一年で身も心も多少の変化しか生まれないでしょう。

もちろん、継続をするという事自体はとても良い事です。悪しからず。

話を戻して、日常生活。

脳は考える事をやめた瞬間から衰えていきます。

生活をルーティン化する事でメリットもあるのですが、せっかくですから一度このルーティンを壊して、

金曜日の夜は行ったことのないお店で食事をする

朝１時間早く起きて読書の時間を設ける

会社帰りにジムに寄る

などしてみると、ルーティン生活をしていると得られない出会いや感動、気付きがあるはずです。

脳や身体にも新鮮な刺激が入り、気持ちも一新しますね。

それで好きな事を見つけて趣味になったりすると尚良いです。

やってみて自分に合わなければ、また違う事をやってみる。そうやって常に何か新しい発見を探しながら生活が出来るとマンネリした生活は避けられますね。

秋なので食事、本、運動で話していますがキャンプ、ゲーム、編み物、習い事、何でも良いかと思います。

小さな変化、小さな成長、小さな気づき、ルーティンワークでは得られない刺激を得る事で脳に新鮮な刺激が入り心も身体も充実して来る事でしょう。

今にして思うと私自身も小さい頃から色々な事をやってはまた新しい事に興味を持ってやってみるという事を繰り返して来ました。

水泳教室、少林寺、野球、陸上、空手、柔道、ダンス、フリースタイルバスケを経験して来ました。いずれも数年単位では続きましたがすぐに興味が移り変わっちゃうんですね。

自分は飽きっぽいのかな？とネガティブに捉えている時期もありましたが、今では逆にアクティブに行動し、やりたいと思った事は全部やって来たんだぞというポジティブ思考になっています。

そしてアクティブに行動したから色々な考えの人に出会い、色々と勉強をさせて頂きました。

そういった行動を起こすにはキッカケが必要です。

それが“秋”のこのタイミングです。

スポーツで怪我をしてしまい、リハビリを受けた。そのリハビリの先生がとても素晴らしかったので自分も将来リハビリの先生になろうと思った。

これは怪我をしてしまった、という“キッカケ”と

リハビリをちゃんと受けに行った“行動”

があったからこそリハビリの先生になるという“目標”が生まれます。

キッカケが無ければ行動に移せません。

行動を起こさなくては目標は生まれません。

目標が出来れば、また次の行動に移せます。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋

キッカケはもう目の前にあります。

あとは行動に移すだけですね。

もし運動を一から始めたいという場合にはオンラインでどこからでも繋がってパーソナルトレーニングを受けられるスマホフィットを是非ご利用下さい♪

たまたまこの記事にたどり着いて、時間に余裕があったので偶然にも最後まで読んでくれて、これを“キッカケに”運動を始めてみるというのも良いのではないでしょうか♪

先にも述べましたが、例え少しの運動でも“継続”する事は自体は素晴らしい事です。

また、変化を嫌う方もいらっしゃるでしょう。今回書いたコラムは何かのキッカケになってくれればと思い書いたものでルーティンワークを否定しているわけではございません。

参考までに、読んでなにかを感じて頂けたら幸いです。