体の軸を真っ直ぐにする事
本日は軸の取り方のお話です。
体軸という言葉を聞いた事があるでしょうか?
頭から足先まで上から下まで通る体の軸に事を言います。
この軸が揃っていると力がしっかりと伝わるので、競技能力の向上に繋がります。そのためアスリートの方は単なる筋力トレーニングだけではなくコアトレーニング・体幹トレーニングなどを行ってしっかりとインナーマッスルを鍛えて“体軸”を整える事でパフォーマンスを向上させています。
一般の方もこの“体軸”がしっかりしてないと不良姿勢、血流の滞り、関節痛などの影響が出るのでしっかりと軸はあった方が良いです。
少し難しいように書いてしまいましたが、基本的には【良い姿勢】が出来ていれば概ね良いと思います。
ただ、この良い姿勢というには非常に難しいです。衣服の上から見ると良い姿勢に見えても細かな部分に歪みがあったり、腰が反っている、膝が少し内側を向いている、つま先が外側を向いてしまう、などなど。
姿勢が良い=姿勢を維持するためのインナーマッスルが発達してる
という事が言えますので、ただ一言【良い姿勢】と言っても大変難しい事なのです。
自身の姿勢をチェックする際は
☆正面から見た時
・肩の高さが左右同じか。
・自分の指で骨盤の左右にある出っ張った骨(上前腸骨棘)を触れて、高さが同じか。
・足先が真っ直ぐ前を向いているか。
☆横から見た時
・耳、肩の上にある出っ張った骨(肩岬)、骨盤の左右にある出っ張った骨(上前腸骨棘)、くるぶしが一直線上にある事。
このようにセルフチェックをする事で自身の現状を知ることが出来ます。
そして姿勢を維持するためのインナーマッスルにチェックは
☆片脚バランス(出来れば裸足が良いです)
・気をつけの姿勢で両手は腰に当てます。
・片脚を上げます。高さは太腿と地面が平行になる程度。
・その際に左右の肩の高さが一定で耐えられるか。
・同時に確認するのが足裏全体が地面に着いているか。※親指側が浮いてぐらぐらしてしまう人が非常に多いです)
上記のやり方で15秒以上止まることが出来たらとても良いかと思います。
注意して頂きたいのは、ただ片脚立ちするのではなく注意事項を全てクリアした状態で15秒です。意外と難しいですよ。
上記を踏まえて・・・・
①姿勢は良かったけど、片脚バランスが全然出来なかった人
→意識をしたら姿勢は良くなるけど気を抜いた時、日常生活の中では不良姿勢な事が多い。シンプルにインナーマッスルが弱いというパターンです。止まって意識をしたら良いが、動きがつくとインナーの弱さから姿勢が崩れてしまう。
②姿勢チェックも片脚バランスもしっかり出来た人
→身体を支えるための基礎となるインナーマッスル(姿勢維持筋)がしっかりしているので、意識をしなくても普段から姿勢が良い人が多い。
③姿勢は良くなかったけど、片脚バランスはしっかり出来た人
→片脚バランスは筋力が強い人はパワーで出来てしまうのでアウター(外側の筋肉)が強い。しかし正しい姿勢が取れない点からインナー(内側の筋肉)が弱い人という事が言えます。女性よりも男性に多いパターンです。
④どちらもダメだった人
→普段から疲れが溜まりやすいのではないでしょうか?運動をするとしても不良姿勢・間違った姿勢で行ってしまうリスクが高いため最初はインストラクターに見てもらって運動をした方が良いかもしれません。
基本的に②以外の人はインナーマッスルを鍛える運動を習慣的に行った方が良いです。インナーマッスルはその名の通り、内側の筋肉になりますので筋肉の成長が目で見て確認が出来るものではありません。
運動もかなり地味な事の積み重ねになりますのでコツコツ頑張れる人じゃないと習慣化するのは難しいかもしれませんが、ウォーキング・ジョギングなどの有酸素運動や腕立て伏せ・腹筋・スクワットなどの筋トレに混ぜて行ってみると良いかもしれません。
“地味な事の積み重ね”とは言いましたが、この地味な運動の方が日常生活を送る上ではとても大切になって行きます。
例えば腹筋がムキムキで6パックだったとして、その6パックが日常生活で必要不可欠か?と言われたらそんなに強い腹筋を必要とする場面はそうそうありません。逆に腹筋は割れてはいないけど、お腹周りのインナーマッスル(腹横筋)が発達してる人は骨盤や背骨をインナーマッスルが支えてくれるので不良姿勢の改善やそれに伴う腰痛の予防になります。
脚も同様です。100キロをスクワットで持ち上げられるムキムキな太腿も良いですが、インナーマッスルを鍛える事で膝痛予防、変形性関節症の予防になります。
ムキムキになるための運動は派手で見た目の変化もあって楽しいですが、地味な地道な運動の方が実は大切なんですね。
ご自宅で簡単に出来るトレーニングを数種類記載しておきますので、是非ご自宅で行って習慣化してみて下さい。
プランク
・体幹(インナーマッスル)トレーニングの大道。
・お尻が高くなりすぎない。
・お腹の力をしっかり入れて、腰が反らないよう注意。
・腕に力を入れないよう注意。
ヒップリフト
・お尻のトレーニング
・腰が反らないよう注意
・お尻の穴をキュッと締める感覚で行うとお尻に力が入りやすい
片脚スクワット
・アウターのトレーニングと兼用ですが立位で行える体幹トレーニング
・上下運動をした際に左右の肩の高さが一定で耐えられるか。
・片脚立ちしてる方の足裏全体が地面に着いているか。
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齊藤 博樹(サイトウ ヒロキ)
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