運動で肌荒れが改善する理由がすごい!美肌キープには運動を
季節の変わり目、生理の前後になるととくに、安定しないお肌の状態に一喜一憂してはいませんか?
肌荒れを改善するために、高額な化粧品やエステに通っている方もいらっしゃると思います。
お金を掛けずに、肌荒れを根本からケアできる方法があるとしたら…。
実は、とても身近な“運動”をすることで、肌荒れを改善して美肌に導くことができるんです!
この記事では、運動と肌荒れの関係、美肌作りに最適な運動の種類についてご紹介します。
そもそも肌荒れの原因は?なぜ起こる?
肌荒れの大きな要因は、お肌のバリア機能が上手に機能しないこと。
お肌は表皮・真皮・皮下組織の3つの層で構成されています。
中でも肌荒れ改善のキーポイントになるのが、角質層と真皮層です。
角質層と美肌
角質層では、お肌の中に菌などが入るのを防ぐ働きと、お肌の乾燥を防ぐフタのような働きをする「バリア機能」があります。
バリア機能は、角層細胞内の「天然保湿因子(NMF)」と、角層細胞のすきまを埋める「細胞間脂質」がレンガのように積み重なって潤いを引き留めて、さらに皮脂膜が水分の蒸発を防ぐことで機能します。
ところが、乾燥肌になると、水分・油分の減少によりバリア機能が低下した状態に。
外部刺激に敏感に反応しやすく、些細な刺激でも痒みをともなったり、刺激物に反応して赤くなったり、湿疹ができたりといった肌荒れが誘発されます。
真皮層と美肌
乾燥肌では紫外線の影響を受けやすくなります。
紫外線は真皮層でコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成している綿線維芽細胞にダメージを与えるだけでなく、コラーゲンそのものを破壊してしまいます。
すると、肌の弾力低下や水分不足から、乾燥・シワ・たるみなどの年齢肌に繋がってしまうのです。
このように、角質層と真皮層の状態がお肌の状態に直結します。
だからこそ、肌荒れを改善するには、角質層と真皮層を整えてあげることが欠かせないのです。
運動で角質層が薄く・真皮層が厚くなることが判明
肌ケアにお金をかけているのに期待している効果が得られないのは、運動不足が原因かもしれません!
運動と美肌の深い関係が判明しています。
カナダのマクマスター大学が行った調査によると、活発なウォーキングや自転車こぎなどの有酸素運動を、3か月間、1回30分週に6回続けたグループでは、男女ともに角質層はより薄く健康的になり、真皮層は厚くなり、みずみずしい肌を保っている[U1] ことが判明。
さらに驚くべきことに、効果的に運動をした場合には65歳以上でも肌が20~30歳の人に近い状態になったとのことです。
運動により、年齢に関係なく角質層の状態の改善と、真皮層が厚くなるとが判明したことで、運動による肌荒れ改善・美肌効果は、年齢を問わずにそれも低コストでできる美容法として注目されています!
運動が肌荒れ解消に良い理由
でもなぜ、運動がこれほどに美肌に良い影響を与えるのでしょうか?
お肌の隅々にまで栄養を届けて美肌に
とくに有酸素運動を行うことで、全身の血液循環が良くなり肌の毛細血管の隅々にまで十分な酸素と栄養が届きます。
発汗作用柔軟性のあるお肌へ
汗をかくことで、お肌の水分が増えて角質が柔らかくなり、自然とピーリングができる状態に。
毛穴に詰まった皮脂の排出を促すので、毛穴の中の皮脂や汚れが酸化して黒ずみ毛穴になるのを防ぐ効果も得られます。
便秘解消によるお肌のデトックス
運動が腸の蠕動運動を活発にして、宿便の排出をサポート。血液中の毒素が減ります。
血液中の毒素が減ることで血流や血液の質が良くなり、新陳代謝がアップして、ニキビなどの肌トラブルが出にくくなります。
睡眠の質が上がる
運動により睡眠の質が上がるため、睡眠美容効果が見込めます。
筑波大学の研究[U2] では、運動をすることで、とくに美肌作りに重要な睡眠前半で深い睡眠を強めたり安定化させたりする働きがあることが確認されています。
睡眠時間の中でも特に重視したいのが、入眠から3〜4時間。
この時間帯に皮膚のターンオーバーの促進、皮膚細胞の分裂、再生を促進させる成長ホルモンの分泌がピークになるからです。
なかなかまとまった時間を睡眠に充てられない方でも、入眠からの3〜4時間の質を高めることで睡眠美容を叶えやすくなります。
運動でニキビやニキビ跡、毛穴も改善!
ニキビや毛穴トラブルの主な原因は、毛穴詰まりと肌代謝の低下です。
運動で汗をかくことで、毛穴に詰まった汚れや皮脂の排出が促されるので、ニキビや毛穴開きの対策・予防になります。
また汗により適度にお肌が潤うので柔軟性のある毛穴やシワの目立ちにくいお肌にもなりますよ。
ニキビ跡は、メラニンが蓄積されて色素沈着を起こしている状態です。
運動をして体とお肌の代謝が良くなることで、メラニンや、古くなった角質の排出が促されてニキビ跡がどんどん目立たなくなっていきます。
目指せ美肌!肌荒れ改善に最適な運動の種類
運動が肌荒れの緩和に役立つ理由を見てきましたが、具体的にどんな運動がおすすめなのでしょうか?
有酸素運動も筋トレも肌荒れ解消におすすめ
ポーラの行った研究[U3] によると、有酸素運動でも、筋トレでも加齢で悪化する皮膚弾力と真皮の構造が改善したとのことです。
運動により血中成分が変化し、影響を受けた皮膚の細胞(線維芽細胞)が真皮を構成する成分バイグリカンが増加することで、真皮の厚みが増加することが をたくさん作るためなのだとか。
真皮層が厚くなることで、お肌に張りがでて、シミ、シワ、たるみが少なくなり、潤いある若々しい印象を与えやすくなります。
おすすめの運動内容と方法
有酸素運動の種類としては、負荷が少なく続けやすいウォーキング・エアロバイク・エアロビクスなどが挙げられます。
筋トレに関しては、1:高負荷の筋トレを2:複数セット3:できるだけ大きな筋肉を狙って行うと、美肌にも関わる成長ホルモンの分泌量がアップします。
負荷は、10回連続でできる程度が目安です。
さらに、スクワット10回→腕立て10回→プッシュアップ10回×3セットのように、複数セット行うこともポイントになります。
「筋トレにかける時間がない」といった場合には、負荷の高い運動と小休憩を繰り返すトレーニング法のHIIT(高強度インターバルトレーニング)がおすすめ!
HIITでは大きな筋肉を刺激して行くので、成長ホルモンの分泌が盛んになると言われています。
短時間でできるので、忙しくて筋トレに充てる時間を沢山取れない方にもおすすめです。
運動のし過ぎは逆効果?!美肌に効果的な運動の注意点
「運動が肌荒れに良い影響をあたえるなら!」と運動をがむしゃらに頑張るのはおすすめできません。
というのも、「活性酸素」が過剰になる可能性があるからです。
アンチエイジングに関するトピックで良く耳にする活性酸素。
活性酸素は呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態を意味します。
活性酸素は適量であれば細胞伝達物質や免疫機能を果たして体を守りますが、過度になると体の健康な細胞にまで攻撃する面もある、まさに諸刃の剣…!
運動をする時には息を深く吸うなど、酸素を取り込む量が多くなるので、どうしても運動を行うと体内での活性酸素の量が増えすぎてしまうことも。
健康になるために綺麗になるために運動を頑張ったのに、体を酸化させ、がんや動脈硬化のリスクが上がれば本末転倒ですよね。
そうならないためにも、日頃から抗酸化成分を取り込んで運動で発生した活性酸素を取り除くことが大切です。
たとえば、鮭に含まれるアスタキサンチン、トマトのリコピンなど。ビタミンA、C、E、にも抗酸化作用があります。
抗酸化力のあるビタミン類・成分は、アセロラ、かぼちゃ、ブロッコリー、パプリカ、小松菜、トマトなどの色の鮮やかな野菜や果物に豊富に含まれています。
食材を買う時には、買い物かごの中がカラフルになるように意識すると、自然と抗酸化力の高い食材が揃います。
ビタミンCについては、水に溶けやすく熱に弱いため、サラダなど生の状態で摂取できるといいですね。
運動で肌荒れが悪化することもある 理由と対策
運動を行うことは、基本的には美肌に繋がりますが、一方で「美肌になりたい!痩せたい!と運動を頑張った結果、お肌が荒れてしまった…」なんて経験をされたことのある方も多いようです。
なぜ、健康と美肌に良いはずの運動で肌荒れが悪化してしまうのでしょうか。
運藤で肌荒れしてしまう方には、4つの共通点があるので、ご紹介します。
メイクをしたままトレーニング
「トレーニング中も周りの目が気になって…綺麗でいたい」とお化粧、とくにファンデーションを塗りっぱなしにして運動をしていませんか?
運動で体温が上昇すると、ファンデーションが溶けて毛穴に入り込み、ニキビや吹き出物の原因になります。
どうしても運動中にメイクをするのであれば、目元だけにして、ファンデーションはきちんと落としてから運動に励むことをおすすめします。
オンラインフィットネスであれば、自宅でマンツーマントレーニングができるので、ノーメイクでも人目が気になりません。
ジムまで通う必要も、お出掛けの準備をする必要もなし!
畳1枚のスペースを確保して、ヨガマットを敷いてスタンバイOKなので、楽に運動ができます。
汗を放置
汗が肌に留まったままだとお肌の水分を奪ってしまい、乾燥肌の原因にも。
お肌が乾燥して刺激に弱い状態に加えて、ここにさらに汗に含まれる尿素・塩分・老廃物・雑菌が入り込むと、ニキビなどの肌荒れを引き起こしやすくなります。
運動後には、シャワーを浴びるか汗拭きシートでしっかりと汗を落としましょう。
お家で運動をするオンラインフィットネスのスマホフィットなら、運動してすぐにお風呂に入れます。
ジムのように運動後にシャワーを待つ必要はもうありません。
過度な食事制限をしている
とくにダイエットでは、糖質制限をされる方も多いです。
栄養バランスと、基礎代謝を考えた糖質制限であればいいのですが、過剰な糖質制限により大幅に糖が足りなくなっている方も。
すると糖質を燃やして作るエネルギーが足りなくなるため、その代わりに筋肉の中の「たんぱく質」を燃やして、その不足分に充てるようになります。
タンパク質は摂取するとアミノ酸に分解されて、お肌のコラーゲンになるなど、美肌作りに関わる大切な栄養素です。
食事でとったタンパク質をお肌に充分に届けるためにも、必要最低限の糖質は必ず摂取しましょう。
抗酸化成分を摂取していない
先にご紹介したように、運動をする際に活性酸素が発生します。
過剰に生成されると、健康な細胞まで攻撃・酸化させて肌荒れの原因に。
ビタミンA・C・Eやリコピン、アスタキサンチンといった成分を意識的に摂取しましょう。
まとめ
運動と美肌の関係についてご紹介して参りました。
運動により、美肌に関わる成長ホルモンの分泌が盛んになる他、体の循環、代謝や排出力がアップしてデトックスに繋がるため、肌荒れしにくい健やかなお肌が育まれます。
有酸素運動・無酸素運動を問わずに、角質層・真皮層の改善に役立つことが報告されていますので、ぜひ、自分の出来そうな運動から始めてみてくださいね。
運動に関するお困りごとがありましたら、いつでもスマホフィットまでお問合せください。
マンツーマンのオンライントレーニングで、肌荒れと縁遠いい美肌も、理想のボディも健康も手にいれちゃいましょう!
[U1]https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2014/003542.php
[U2]https://dm-net.co.jp/calendar/2021/035705.php#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7,%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%88%86%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82
[U3]http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20201016_05.pdf
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モデルとしても活動している海外在住の30代女性。
- FASHION TVモデルスカウト審査員
- MISS EGZOTICAトップ5
- ダイエット検定1級プロフェッショナルダイエットアドバイザー
美容・ダイエット・筋トレ・習慣化など、幅広いジャンルにおいて、スマートウェイ・スマートスタジオ・スマホフィットの会員さまにとって、役立つコラムを執筆中。
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