運動するより食事制限でダイエットした方が楽だし合理的?
ダイエットをするなら、より短時間で簡単に体重を落としたいものですよね。
ネット上では、「すぐに痩せるなら食事制限がいちばん楽」といったような書き込みもよくみかけます。
実際のところどうなのかと言うと、食事制限だけでのダイエットを行うと簡単に体重は落ちますが、太りやすくもなります。
「痩せるのに太るってどういうことなの?!」
ということで、減量における食事制限の役割を確認し、効率的なダイエットを叶える方法について見て行くことにしましょう!
ダイエットの定義とは?
ダイエットと聞くと、減量のイメージが強いのではないでしょうか?
実は、「ダイエット=食事療法・体調や健康維持のための食事制限」であり、減量を目的としたものではありません。
食事療法の延長線上で減量・痩せるといった二次的なメリットが得られるというのが本来あるべきダイエットの形なんですね!
ダイエットの原点に立ち返り、減量のための食事制限ではなく、健康維持のための食事管理が目指せているのか、ぜひ考えてみましょう。
そうすることで、選ぶ食べ物・食べ方への意識がぐっと変わるはずです!
ここからは、ダイエット=減量に近い意味で話を進めていきますね。
食事制限だけで簡単に痩せられるのは本当?
結論からいうと、食事を我慢する強い意志さえあれば、食事制限で簡単に痩せられます。
カロリーを削減する意味では、運動よりも食事制限の方がはるかに簡単だからです。
たとえば、150カロリーを消費するのに1時間ものウォーキングが必要になりますが、
食事であれば6枚切りのパン1枚を減らすだけで達成できる数字です。
減量のためには消費カロリー>摂取カロリーが基本ですから、食べることを我慢すればするほど、総摂取カロリーが減り、理論的にはラク(に思える)な減量が叶えられると言えるでしょう。
でも、そんなに単純に行かないのが、ダイエット…。
経験された方も多いと思いますが、食事制限だけで減量した結果、痩せたのにあっという間にリバウンドをしたり、一定期間を過ぎてから食事制限の成果が出なくなったりします。
食事制限だけに頼ったダイエットの落とし穴
なぜ楽に体重が落ちるはずの食事制限だけでダイエットを行うと、かえって非効率的なのか、その理由をご紹介します。
モナリザ症候群に陥る
運動を取り入れない食事制限を行うと、交感神経の低下に繋がります。
太る原因は食べ過ぎにあると思われがちですが、「肥満者の太る原因が食べ過ぎではなく、交感神経の低下にある」(Most obesity known are low in sympathetic activity)ことが確認されているんです。
頭文字をとって、モナリザ症候群と言われる状態です。
交感神経は、脂肪やグリコーゲンなどの体に貯められた燃料を、エネルギーとして使用できる状態に変える働きを担っています。
交感神経の働きが鈍ることで、脂肪が燃やせなくなり、食べなくても太りやすい体になっていきます。
食欲のコントロールができなくなる
食事制限だけをストイックに頑張った結果、過食・爆食をしがちという方も多いのではないでしょうか?
運動と食欲の関係が解明されていて、運動をすることで食欲を強めるホルモンである「グレリン」が減り、食欲を抑えるホルモンである「ペプチドYY」が増えることが分かっています。
運動を取り入れない選択は、せっかくの痩せホルモンという力強い味方を手放すことになるんですね。
引き締まった体にはなれない
食事制限だけでは、たるんだ体型のまま体重が減る傾向があります。
とあるインスタでの投稿画像を御覧ください。
lbsをKgに直すと、
左から66kg → 55kg → 64kg。
中央の画像、食事制限やごく軽い有酸素運動だけのダイエットだけでは、10㎏も落としているのに、痩せる前とさほど印象の違いがありません。
一方で、右側の筋トレをして筋肉を付けた64kgの画像では、66kgの頃と体重がほとんど変わらないのに10㎏落とした時よりも細く、美しいスタイルですよね。
はじめから筋トレなどの運動を入れて、筋肉を作りながらの減量をめざすことで、体重はそこまで減りませんが見た目がどんどんスリムになっていきます。
食事制限だけに頼ったダイエットでは、どうしても体への栄養素不足から筋肉分解が始まり筋肉は落ちても脂肪は落ちません。
その結果、より重い筋肉が減って軽い脂肪が残るので、体重で見ると減量しているのに、見た目に痩せたように見えないのです。
食事制限だけで体重減少を目指すデメリットをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
運動の目的はカロリー消費ではなく、痩せる体の基礎をつくるコンディショニングです。
基礎がないと応用ができないように、運動なくして食事管理の本領発揮はできないのです。
運動と食事制限を組み合わせることで、数字としては少ない体重減少でも、より大きな減量インパクトを叶えることができますから、周りから「変わったね!」「痩せたね!」「綺麗になった?」と早い段階で気が付いてもらえます。
効率的なだけでなく、ダイエットを進める上でモチベーションのアップにも繋がりますよ。
食事:運動 =8:2が支持されるのにはワケがある!
「痩せるためには、運動と食事制限のどっちが有効ですか?」とよく質問を頂くことがありますが、その答えは「できれば両方必要」です!
先にご紹介したように、食事管理だけでなく、運動を取り入れながら減量をした方が、ホルモンや交感神経を味方に付けることができて効率的ですし、見た目の実感スピードも圧倒的に早いです。
「じゃあ、運動だけで痩せるのでもいいのでは?」といった疑問の声も聞こえそうですが、運動だけでもやはりイマイチなんですね…。
というのも、運動を一生懸命頑張っても、消費できるカロリー数は食事制限に比べると大した数字にはなりません。
そうなると、運動だけで痩せるというのは非効率的です。
だからこそ、メインは食事制限でカロリー数をコントロールしながら、運動で筋肉を強化して脂肪が燃えやすい引き締まった体にしていくことが大切です。
食事:運動=8:2の割合は絶対ではありませんが、無理なく取り入れやすいことからジムやフィットネス業界でも常識となっています。
たとえば、およそ1食分に相当する500カロリー分の食事制限は辛いものがありますが、150カロリーを運動で、残り350カロリーは夜食を我慢すれば、生活の内容は大きく変えずにトータル500カロリー減が叶います。
体重が落ちたのに見た目が変わらない!食事制限ばかりしていませんか?
BMI25以上の肥満体重であれば、健康のためにも体重を標準まで頑張って大幅に落とした方がいいかもしれません。
ですが、すでに標準以下であれば、できるだけ体重を落とさずに細くなることが大切です!
標準〜標準より下の体重なのに、スリムに見えないのであれば、運動が不足している可能性があります。
その場合に必要なのは、しっかりと運動・筋トレを加えることであって、食事制限のさらなる強化ではないんです。
体重が軽いのに太ってみえる隠れ肥満や、代謝が低下して太りやすいのに痩せにくい体にならないためにも、ぜひ食事:運動=8:2のダイエットプランを心掛けてみてください。
お困りのことはスマホフィット・スマートチェーンへ!
食事:運動=8:2を念頭にダイエットプランを考えることで、より効率的なダイエットが叶います。
とはいっても、「どんな運動をすれば?食事はどこから変えれば?」と具体的なビジョンが見えないという方も多いのではないでしょうか?
であれば、ぜひスマホフィットをご活用ください。
スマホフィットなら、PCやスマホ1台で、ネット環境さえあればどこからでもトレーナーとマンツーマントレーニングができます。
「結果にコミット!」というほどのハードなトレーニングではなく、自分の体重を活用した自重トレーニングが中心ですから、「ついていけるかな」と心配せずにご利用ください。
自分にあった体を動かす習慣や食事のポイントが身に付くことで、健康維持目的ではじめたはずが、「体が引き締まって周りに褒められた!」「むくみが緩和されて体重がスルスル落ちた」など、皆さま、結果的に減量・ダイエット成果を手に入れています。
会員様同士、励まし合いながら楽しく体質改善・自己実現を目指していただけるよう、ダイエットイベントも定期的に開催しています。
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モデルとしても活動している海外在住の30代女性。
- FASHION TVモデルスカウト審査員
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- ダイエット検定1級プロフェッショナルダイエットアドバイザー
美容・ダイエット・筋トレ・習慣化など、幅広いジャンルにおいて、スマートウェイ・スマートスタジオ・スマホフィットの会員さまにとって、役立つコラムを執筆中。
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