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塩分制限で健康的なダイエット!

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私たちは日常的に、多くの食塩を摂取しています。

糖質制限や脂質制限など、いろいろな食事制限ダイエットがありますが、塩分まで気にしている人は少ないのではないでしょうか?実は、減塩はダイエットにとても効果的なのです。

そこで今回は、塩分制限とダイエットについてお話していきたいと思います。

日本人の食塩摂取量

はじめに、日本人はしょうゆやみそなどの食塩が含まれている調味料を多く使用するため、食塩を摂り過ぎている人が多いといわれています。

日本人がどれほど塩分過多なのか、厚生労働省の塩分摂取目標量と比較してご紹介します。

<厚生労働省の1日あたりの塩分摂取目標量>
 男性…7.5g未満 女性…6.5g未満

<日本人の塩分摂取量の現状>
 男性…10.9g 女性…9.3g

見てわかる通り、目標量を大幅に超えていますよね。

食塩摂取とダイエット

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食塩は、栄養素でいうとナトリウム。ナトリウムは人間が健康的に生きていく上で欠かせない栄養素です。しかし、食塩の過剰摂取は知らず知らずのうちにダイエットに悪影響を及ぼしている可能性があるのです。

実際に、減塩のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

1.むくみの解消 

むくみの原因として塩分の過剰摂取があります。

みなさんは、味の濃い食事をした後に、いつもよりも喉が渇いて水を飲みたくなる。という経験をしたことはありませんか?

味の濃いものを食べ、体の中の塩分濃度が高くなると、濃度を保つために体は水分を溜め込むようにはたらきます。その結果、体重増加やむくみにつながるのです。

普段から味の濃いものを好んで食べている人こそ、塩分の摂取量を減らすことで、体の余分な水分を尿として外へ排泄するようになります。そのため、むくみが解消し体重も減少しやすいのです。

2.代謝の向上 

体がむくんでいる状態は、血流が悪く代謝も悪くなっています。

むくみが解消されることで血流が良くなり、冷えにくい体になり、代謝の向上につながります。代謝が良くなると、痩せ体質を手に入れることができるため、ダイエットにも効果的といえますね。

減塩のポイント

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減塩生活をする上でのポイントは、大きく3つです。

1.なるべく自炊をする 

加工肉や長期保存できる食べ物、お弁当などには食塩を多く使用していることが多いです。自炊をすることで自分でしっかりと塩分の調整ができます。

たとえば、酢やレモンで味のアクセントになる酸味を加える、にんにくや生姜、ハーブで香りや刺激を加えるなど、使用する調味料を工夫することでストレスなく減塩ができます。

また、食品を選ぶ時に塩分含有量を確認する習慣をつけることも大切です。

2.カリウムを多く含む食材をとる 

カリウムは体内の塩分を排出する働きがあるため、減塩ダイエットには欠かせない栄養素です。アボカド、ほうれん草、ブロッコリー、納豆などに多く含まれます。

また、カリウムは水に溶ける性質があるため、レンジで加熱したり蒸したりして調理法を工夫することで、より効率的に摂取できますよ。

3.水分を多めにとる 

水分をとることで、体内の塩分が薄まり余分な水分が排出されます。

普段水をあまり飲まない人は一時的にむくみがでることがありますが、しばらくすると排出されますので安心してくださいね。体格によって個人差はありますが、1.5~2L程度が目安となります。

糖分や塩分、カフェインなどの余計な成分を避けるためにも、なるべく水を飲むことがおすすめです。

塩分制限で健康的なダイエットをしよう!

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減塩にはたくさんのメリットがあることがわかりましたね。

人によっては、たった1日の減塩でも見た目がすっきりしてみえることがあるようです。即効性があり魅力的ですが、塩分は人間の体にとって欠かせない栄養素であることは忘れてはいけません。

みなさんも、適度に減塩をして健康的なダイエットを始めましょう!

入稿者写真
記事を書いた人
株式会社SHARE 管理栄養士

株式会社SHAREの管理栄養士2名によるコラムです。

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