美容・ダイエットに!お水の飲み方と市販のおすすめ水
美容やダイエットに良いと言われる「お水を飲む習慣」。
ですが、具体的な飲み方や量が曖昧だったり、水を飲むことによるむくみや体重増加、トイレの回数が増えるなどの不安もあったりするかと思います。
そもそも、美容・ダイエットになぜお水が良いと言われるのでしょうか?
麦茶や炭酸水などの他の飲み物では代用できないものか、気になりますよね。
今回の記事では、お水の美容・ダイエットへの効果をはじめ、お水を賢く美容・ダイエットに役立てる方法をご紹介します。
お水の選び方・飲み方を攻略して、毎日の水分補給を、美容・ダイエットに繋げていきましょう!
水で痩せるってホント?水で痩せる!キレイになる理由
単純にお水を飲んだからといって、体重が落ちるというワケではありません。
お水を飲むと脂肪が燃焼するといったことはないからです。
また、これからご紹介する水を使ったダイエット=水と食事を置き換える方法でもありません。
確かに、食事を止めてお水だけ飲めば、水のカロリーは0なので体重は減ります。
ですが、その代償に足りないエネルギーを捻出するために、体の筋肉が分解されはじめ代謝の低い体に、体温も下がります。
その結果、体重が落ちても、一気にリバウンドしやすい体になってしまうのです…。
「じゃあ、お水をどうやってダイエットや美容に繋げるの?水の何が良いの?」
水ダイエットの目的と効果とは何なのかについて、ご紹介しますね!
基礎代謝を上げる
食事をしたとき、運動をするとき、脂肪燃焼が起こるとき、体内ではいろいろな化学反応が起こっています。
そして、その化学反応に欠かせないのがお水です!
お水が不足してしまうと消化・吸収・エネルギー発生などの化学反応で生まれる代謝を落としてしまいますし、細胞への栄養補給や排出された老廃物の運搬などの循環も滞ります。
体の根本的な働きと代謝を上げるためにも、不足なくお水を摂取することが大切なのです。
便秘解消に繋がる
「喉が渇かない」
「1日の飲む水分の量が500ml程度」
など、お水の摂取量が少ない方ほど、便秘になりがちです。
体の水分が2%抜ければ通常は喉の渇きとして感じるのですが、3%減少すると喉の渇きを感じにくくなることが関係しているのかもしれません。
慢性的にお水が不足している方の場合は、気が付かないうちに体内のお水の量が3%を切っていて、お水を飲みにくいと感じている可能性があります。
その結果、水が不足して便の水分量が減るため、便秘になりがちに…。
お水を不足なく摂取して排便を促すことで、ポッコリお腹が解消しますし、ダイエット中の肌荒れも軽減されますよ。
むくみが軽減される
汗や尿から老廃物が排出されて、むくみ解消効果が期待できます。
汗の量やトイレの回数が1日に数回だけど少ない方は、お水の量が足りていないサインです。
体のむくみ緩和や、新陳代謝を活性化するためにも、お水の補給は欠かせません。
美容やダイエットに水・お茶・コーヒー・炭酸水?おすすめはどれ?
お水が美容やダイエットにすすめられるのは、体の機能を健やかに保つために欠かせないからこそ。
水が足りていない状態では、ダイエットも美容も空回りをしかねないことを分かって頂けたことと思います。
ここで気になるのが「水分補給なら水以外でも良いんじゃ?」という点ではないでしょうか?
たとえば、水の代わりにお茶・コーヒー・炭酸水でも良いのか、気になるところですよね。
1番のおすすめはお水だけれども…
日常的な水分補給に1番なのは、お水です。
炭酸水(無糖のもの)もお水に劣らない水分補給方法になりますが、過敏性腸症候群の症状がある方だと症状を悪化させてしまったり、食事中だと胃酸が減ってしまったりすることも。
お水が苦手な方は、炭酸水から飲み始め、徐々にお水へと切り替えて行くと水分補給がスムーズに進むかもしれません。
お茶やコーヒーについては、ウーロン茶や緑茶、コーヒーなどですとカフェインが含まれ、不眠や利尿作用があるので、体内の水分を減らして代謝を下げる可能性があります。
常用水として、お茶はダイエットに向かないと言えるでしょう。
では、ノンカフェインのお茶はどうかと言うと、タンニンもカテキンなどが含まれるお茶よりも、お水の方がスムーズに体に補給されやすい面があります。
こういった理由から、ダイエットには炭酸水やお茶よりもお水の方が、どちらかと言うと良いと考えられているんですね。
水が苦手で飲めない場合の対処法
「お水が日常的な水分補給に最適とはいっても、味のしないお水が苦手…」
そんな方も少なくないですよね。
水が苦手で飲めない際には、お茶を薄くお水で薄めてみたり、のど越しのよい炭酸水や、「い・ろ・は・す」の無糖フレーバー水、レモンやスダチで軽く味付けをしたお水などから挑戦してみたりするのも手です。
お水にフルーツや梅を入れて味付け・アレンジについて
お水の味に飽きてしまった時には、フルーツ・野菜・ハーブなどを入れてフレーバーで味変をしてみてはいかがでしょうか?
ただし、果糖の多いバナナやメロン、マンゴーといった果物はできるだけ避けてみましょう。
お水の味変のお供には、糖質の少ない次のような食材がおすすめです。
- きゅうり
- すだち
- レモン
- みかん
- いちご
- りんご
- ミント
美容・ダイエットにおすすめのお水の種類について
お水と一言にいっても、水道水・硬水・軟水、美容ではシリカや水素水など色々な種類がありますよね。
おすすめのお水についてご紹介します。
水道水はダメ?
水道水にはカルキや塩素やトリハロメタンなどの気になる要素があるので、常用的にそのまま飲むのはおすすめできません。
カルキの臭いが気になって飲みにくい場合もあるでしょう。
カルキを抜くには15分以上の沸騰を要するなど下処理が必要になるので、日々摂取するダイエット・美容向きのお水として水道水は使いにくいかもしれません。
軟水・硬水から目的に合わせてチョイス
ダイエット・美容には、市販の軟水・硬水がもっともおすすめです。
【軟水の特徴】
メリット
日本のお水が軟水であることから、滑らかな舌触りで飲みやすい軟水は、慣れ親しんで来たお水で飲みやすい傾向があります。
デメリット
ミネラルが硬水に比べると少ないため、ミネラル補給には向きません。
【硬水の特徴】
メリット
ミネラルには塩分の排泄を促進してむくみを解消してくれるカリウム、糖分をエネルギーに変える役割の持つマグネシウムなど、ダイエットに効果を発揮する成分が豊富に含まれています。
デメリット
胃腸が弱い人は、硬水に含まれているマグネシウムが影響してお腹が緩くなることがあります。
軟水・硬水のどちらを選択しても体の機能向上に役立つことは間違いないので、お好みで飲みやすいお水を選択してください。
市販でおすすめの軟水
硬度49mgなので、とても滑らかな口当たりで、後味にはほどよい甘味も感じられます。
飲みやすさ味のバランスが良いだけでなく、お値段もとてもお手頃なので、ぐびぐび飲む毎日のお水には最適です。
のど越しが良く、雑味えぐみなどの気になる要素がほとんどなく、良い意味で「何の味もしないお水」です。デトックスウォーターを作る際にも、最適でしょう。
癖のないまろやかな味が特徴的な軟水で、日本人の口に合うお水になっています。
アメリカでは赤ちゃんのミルク作りの定番のお水になっているほど、安全性の高さでも定評があります。
市販でおすすめの硬水
・エビアン
硬度は、304mgとなっていて、海外のメーカーの中では比較的低めの硬度です。
軟水に慣れている日本人にも飲みやすくなっています。
硬度は130mgで、中硬度のお水です。
シリカは人間には必要不可欠なミネラルで、体外から摂取する必要のある栄養素です。
皮膚や骨、爪、髪を作る成分でもありますが、年齢とともに低下します。
シリカが不足すると老化スピードが加速してしまうため、美と健康を目指す女性に人気のお水になっています。
フランス産のナチュラルミネラルウォーターで、硬度は1551と超高レベル!
老廃物を排出する効果で話題のサルフェートを豊富に含むので、ダイエット中に人気のお水です。
お水を飲むとかえってむくむ・太ってしまうのはなぜ?
「水を飲むだけでむくむ、太る」と言った声もありますが、水が脂肪に変化して太るということは起こりません。
ではなぜ、水を飲むとむくみや太ったと感じてしまうのでしょうか?
それは、体にたまった水分を上手に排出できない体質に原因があります。
お水をダイエット・美容のためといつも以上に飲み始めると、はじめのうちは一時的に体に水が溜まって体重が増加することもあります。
ですが、お水で体が十分に潤い代謝機能・体の機能が正常にもどってくると、自然とストンと体の水分が抜け水太りの状態が改善されます。
お水を飲み始めてむくむ・体重増加が見られたら、一時的な好転反応として前向きにとらえてみてくださいね。
また、お水の飲み方を意識するだけでも、お水による体のむくみの程度が変わってくるので、以下の内容もぜひ参考にしてください。
美容・ダイエットのためのお水の飲み方
せっかくお水を飲むのであれば、よりダイエットと美容に効果的な飲み方を抑えたいものです。
ここでは、正しいお水の飲み方をご紹介します。
お水の摂取量について
厚生労働省によると、成人(60㎏のケース)が1日に食事や飲み物から摂取する水分量の目安は2.5ℓです。
うち、飲み水としては1,2Lとしています。
長湯やダイエットでスポーツや運動を長時間行うなど失う水分が多い方は、飲み水を増やす必要がありますが、それ以外のケースでは1.2~1.5L/日を目安に飲み水から水分を摂取しましょう。
飲む量は1度にコップ1杯が目安量【ガブ飲みNG】
身体が1度に吸収できる水分量は、200~250ml。
大量に一気飲みをすると、摂りすぎた水分がむくみとして体にたまりやすくなります。
1回につきコップ1杯200ml程度を、6〜8回/1日に分けて摂取できると理想的です。
とはいっても、なかなか喉が渇いていないのに「お水を飲もう!」という気分にはならないものですよね。
目安となるタイミングを設定することで、喉が渇く前に意識的にお水を補給できます。
- 朝起きてすぐ
- 会社についてすぐ
- 間食・お昼・夜の食事の30分前
- 就寝前
- スポーツの前後
- 入浴の前後
など
できれば常温か白湯にして飲む
冷えたお水は体に染みわたるようで美味しいものですが、体を冷やします。
食べ物も温かい食事の方が体の代謝を上げるので、ダイエット中の水分補給も常温以上か白湯にしてお水を飲むのがおすすめです。
ご飯中はお水をほどほどに
ご飯中にのどが詰まってしまう、お水がたくさん欲しくなると言った場合、咀嚼が不十分か食べる時の姿勢が悪い可能性があります。
ご飯中にたっぷりお水を飲むと消化酵素を薄める結果、胃で消化できないまま小腸にいき、小腸で不必要なはずだった酵素が使われてしまいます。
すると、からだの中の酵素不足が原因となって痩せにくくなってしまうのです。
お食事中にお味噌汁・コップ1杯のお水程度であれば問題ありませんが、それ以上の水分を食事と一緒に摂ることは避けた方が無難です。
お水を味方につけてダイエットサポート!
お水は、美容・ダイエットだけでなく、体の機能に関わるとても大切な自然の恵みです。
ご紹介したお水の種類や飲み方を抑えて、ぜひ美容・ダイエットの味方にしてみてくださいね。
水分補給の方法が変わるだけで、体がグンと生き生きと若々しく変わってくるかもしれません♪
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- FASHION TVモデルスカウト審査員
- MISS EGZOTICAトップ5
- ダイエット検定1級プロフェッショナルダイエットアドバイザー
美容・ダイエット・筋トレ・習慣化など、幅広いジャンルにおいて、スマートウェイ・スマートスタジオ・スマホフィットの会員さまにとって、役立つコラムを執筆中。
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